契約約款について
不明な点は質問しよう
工事請負契約書に添付されている契約約款は、契約に伴う約束事や、トラブルが発生した場合の処理の仕方について書かれています。一般的に施工会社が内容を決めて、建て主側が同意するという形になります。
内容は、請負者が設計図書通りに施工すること、設計図書に適合しない施工が行われ、施主の改善の要求や管理者の指示があると、施行者はそれに対応して直す必要が出てくるなど、様々な約束事が表わされています。
工事期間中の責任についても、記載されています。工事期間中に建物や材料が損害を受けてしまった場合は、原則として施工者に管理責任がある、などです。
なかなか難しい文章で記載されていますので、不明な点があればきちんと質問するようにしましょう。契約約款をしっかり読まず、また、納得しないまま契約して、後で後悔するケースもよくあります。
質問に対する担当者の答えがはっきりせず、不安になったら契約書の内容を専門家などに見てもらってアドバイスを受けるのもいいと思います。
契約約款に定める項目の例としては、以下のようなものがあります。
●請負代金の支払いについて
●設計図や仕様書に適合しない場合は、請負者に改造義務があること
●工事を変更、中止する条件や損害賠償などについて
●引渡しについて
●やむをえない工期の延長について
●契約の権利義務を譲渡することの禁止
●天災などによる危険負担や、損害保険について
●工事が他者に与える損害の防止、万一起きた場合の処理などについて
●瑕疵担保責任について