住宅の工法(2)
プレハブ工法について
プレハブ住宅には、いろんな材質や工法があります。部材の多くが自社工場で作られており、品質管理が行き届き、品質が一定しています。高気密・高断熱化ができ、工場で仕上げるため、工期も短くなります。躯体の作り方や設計ルールがメーカーによって違いますが、大きく分けるとユニット系・コンクリート系・鉄骨系・木質系に分類されています。
鉄骨系は、プレハブ工法の中でも基本的な工法で、柱と梁などで構成される軸組方式とパネル併用方式があります。鉄骨部材を工場で作り、防錆塗装が為されています。強固で軽く、耐火性に優れています。プランの提案が豊富で、工期も比較的短めです。
木質系は、木質パネルを組み立てて面で支える構造です。木質パネルは、事前に工場で生産され、現場に運んでからは接着剤や緊結金物でパネルを一体化していきます。壁内の湿気対策が為されており、工期も長くはありません。
コンクリート系は、事前に設置された型枠の中に配筋した後にコンクリートを流し込み、パネルを造ります。パネルは現場で組み立て、工法は6面で支えるものです。耐震性・耐火性に優れ、プランの提案も数多くあります。ただ、工期はプレハブ工法の中では長いほうです。
ユニット系とは材質の種類ではなく、作り方の特徴のことをいいます。材質を問わず、工場内で骨組み・断熱材・サッシ・内部下地など箱型のユニットを造り込み、それを現場まで運んで一体化させます。耐震性が高く、工期はかなり短いほうです。